「副業ライターのママっていつ執筆しているの?」
「毎日忙しくて時間がとれない……」
ライターなど副業をしたいと思っても家事や育児で忙しくて、自分の時間を取るのは難しいですよね。
私もフルタイム会社員の時に細々とライティングをしていたので、そのハードさは痛いほどわかります。
しかしなんとしてでもやりたかったので、自分なりに試行錯誤をし執筆時間の確保をしていました。
今回は副業期と独立期、それぞれを経験した私の「ライターの1日」を紹介します。
目が回る毎日の中わたしなりに時間を作った方法も紹介していますので、何かの参考になったら嬉しいです。
ママライターの平日スケジュール
私は小学生と未就学児の2人の子がいるママです。
主人は仕事が忙しく帰宅時間は20~21時頃のため、ほぼワンオペの生活を送っています。
私がライターの仕事に出会ったのは2人目の育休の時。
仕事復帰後は中断したり活動したりと、慣れない生活の中試行錯誤しながら細々と執筆していました。
そんな曖昧な副業期と現在の専業期の、2パターンのスケジュールをご紹介します。
副業時のスケジュール
副業期の1日のスケジュールは以下の通りです。
4:00 起床(執筆)
6:30 朝食準備
7:00~7:45 子供たちを起こす、朝食、準備
7:45 出発
8:15 保育園到着(2人を預ける)
8:45 出社
18:00 退社
18:30 保育園お迎え
19:00~19:30 帰宅、夕食の支度、夕食
20:00 お風呂
20:45 寝る準備・自由時間・家事片づけ
21:00 寝かしつけ
22:00 家事を済ませ就寝
もちろん仕や子どもたちの機嫌により時間が前後することはありますが、ザッとこんな感じです。
「はぁ~終わった~!」とゆっくり座るタイミングは22時以降であることがほとんど。
ワーママさんなら頷いてくれるはず……
当初は自分時間(執筆や好きなこと)を夜にしていたのですが、疲労で集中できなかったので朝にシフトしました。
独立後のスケジュール
会社を辞め「専業ライター」として自宅で働いている現在のスケージュールです。
休日は大きく変動するため、平日のスケジュールをまとめてみました。
【夜活バージョン】
6:00 起床、朝食準備
7:00 子供たち起床、朝食、準備、洗濯ものをたたむ
8:00 出発
8:30 保育園到着
9:00~12:00 執筆
~13:00 昼食
~15:00 執筆、買い物
15:30 長女帰宅(小学生)
~16:00 宿題対応、明日の支度
16:15 夕食準備
17:30 保育園お迎え
18:00~18:30 帰宅、お風呂
19:00 夕食
20:00 旦那帰宅、家事片づけ
21:00 子ども就寝
21:00~24:00 執筆
【朝活バージョン】
4:00 起床
4:30~6:15 執筆
6:30 朝食準備
6:45~7:00 子どもたち起床
~7:30 朝食、準備、家事
7:40 長女登校
7:50 保育園送迎
8:45~9:00 帰宅
~12:00 執筆
~13:00 昼食
~15:00 執筆、買い物
15:30 長女帰宅
~16:00 宿題対応、明日の支度
16:15 夕食準備、
17:00 保育園お迎え
18:00 帰宅、お風呂
19:00 夕食
20:00 旦那帰宅、家事片づけ
21:00 子ども就寝、家事片づけ
22:00 就寝
日によって自分の疲れ具合や子どもたちの寝つきが異なるため、夜活と朝活はその時の状況で変えています。
執筆時間はだいたい7時間~8時間。
会社員の時の労働時間と変わらないですね。
在宅ワークは自分で労働時間を調整できるため、ゆっくり子どもと向き合えたり夕食の準備ができたりします。
心と体の疲労度が会社員の時の半分ほどなので、朝活夜活も苦ではありません。
好きな時間で働けるのは心の余裕につながり、子どもへの対応もガラッと変わりました。
時間を作るためにやったこと
仕事や母業で忙しい中、時間を作るのは想像よりずっと難しいです。
単純にやるべきことに対しての時間が足りないことに加え、体力や精神がついていかないからです。
そこで自分なりに試行錯誤し、最終的に採用した2つの方法をご紹介します。
朝活もしくは夜活
おすすめ時間活用法の1つ目は「朝活」です。
朝活とは、予定より早めの時間に起きて作業すること。
いわずと知れた時間活用法ですが、ワーママこそ朝活がおすすすめです!
- 雑音がなく集中できる
- 脳がスッキリしており思考がまとまりやすい
- 家族が起きてくる心配が少ない
身支度や朝食の準備は6時半にスタートすれば間に合うので、約2時間半の時間を確保できます。
少しの物音で起きてしまいがちな子どもたちも熟睡している時間なので、自分時間を無駄にしてしまう可能性が低いです。
執筆に限らず、読書やストレッチ、ネイルなど思い思いの過ごし方ができ1日の満足度が高まりますよ!
しかし夜に家事などアレコレしていると就寝時間が徐々に遅くなってしまいますよね。その状態で朝活をすると睡眠時間は数時間。
寝不足ほどツライものはない……。
睡眠不足は体調を崩したりやお肌が荒れたり、また精神的にも不安定になりやすいため避けたいところです。
そこで私は「就寝時間」ではなく「睡眠時間」を決めて時間を調整することにしました。
たとえば私の場合、睡眠時間を7時間と決めたので4時に起きるとすると21時に寝ることになります。
子どもの就寝時間に一緒に寝ちゃう!
たまに就寝時間がずれ込む日もありますが、この「7時間睡眠」はキープ!
朝活の時間は変動しますが、21時-4時のサイクルになるように家事を調整することで朝の時間をキープしました。
一方で、早起きが苦手なので夜活の方が向いているという方もいると思います。
そのような方は、朝活にとらわれず自分に合う方法を優先した方が集中できるはずです。
実際に私は、本業があるときは夜起きていられず朝に時間を作っていましたが、専業になってからは夜に執筆することも多いです。
朝活にこだわり起きれない日が続くと自己嫌悪に陥りますよね。
朝活がいいことは分かりますが、環境や生活リズムなど人によって向き不向きは異なるので継続できる方法を優先しましょう。
通勤時間や昼休みの時間を活用
おすすめ時間活用法の2つ目はスキマ時間です。
本業があるときは、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を「自分時間」として徹底させていました。
通勤時間は基本的にスマホでのインプットが多めです。
電車通勤の方は読書や動画をみれるかもしれませんが、田舎住まいの私は車通勤。じっくりとスマホを見れないため、音声でのインプットでした。
- YouTube
- Voicy
- オーディオブック
記事のキーワードに関する動画を流し聞きしたり、気になる本の要約動画を聞いたり。
会社員時代は営業職だったので、毎日のニュースも聞いていました。
また昼休みは執筆のためのリサーチに費やし、構成やタイトル作成など「やっておくと後で楽になること」に集中しました。
本文の執筆もできなくはないのですが、書き出すと集中してしまうので時間に制限されるのがつらく辞めました。
できないモヤモヤでイライラしちゃう日もあったなぁ…。
ただ執筆速度が早い方や途中で止められても問題がない方は執筆を進めるのもアリです!
作業内容を問わず、1文字だけでも進めておけば後の自分がラクになりますね。
ママライターの時間管理で気づいたこと
副業から専業にシフトして私が感じた、ママライターの有効な時間活用は「できることをできる範囲でやる」ということです。
「理想」と「現実」のはざまで毎日のように悩んでいますが、いくら気持ちを強く持っていても実際にやることが多いので時間の確保は難しい。
正直睡眠時間を削るしかないのでは?とも感じます。
しかしママが無理をして体調を崩し倒れてしまっては、仕事はもちろん家族も困ってしまいます。
家族のために頑張りたいのに本末転倒ですよね。
鼻息荒く頑張るのではなく、しっかりと計画し徐々に慣れること。また、やってみてムリそうなら他の方法を試してみることが大切だなぁと感ています。
今の時代はさまざまな情報が目に入るため、SNSなどで他のライターさんが意欲的に活動している姿を見て焦ってしまうことがあります。
しかしここはグッと冷静に。
子育てママやパパは例外!と割り切ってみるのも一つの方法です。
学生ライターや独身ライターと比較しても辛くなるだけなので、自分や家族を優先しムリなく自分のペースをつかむことを優先したいですね。
また同じ「ママライター」でも子どもの数や性格、家庭環境など誰一人同じ人はいません。
比較しないことが難しい時代ではありますが、自分が出来る範囲の時間確保に取り組み、ゆっくりでも前に進めればハナマルですよね。
まとめ
ママライターの1日をご紹介しました。
正直ママライターは想像以上にハードです。特に副業の場合は。
今回は平日のスケジュールだけでしたが、土日も朝もしくは夜に時間を取っています。
また執筆はもちろんですが、勉強も大事なので書籍やセミナー講義など「学びの時間」も決めています。
仕事をしているとどうしても執筆を優先してしまいますが、最初のうちは仕事を受けすぎず学習時間も取り入れたほうが効率がいいです。
忙しい毎日ですが、焦らずゆっくり。でも確実に……。
周りと比較せずに自分のペースで進みましょう!